詩人:evans
歳月の流れは早い
いつも1日が長いのに
いつも1週間が長いのに
なぜだろう
ついこの間、新年を
迎えたばかりと思ったが
あっという間の2ヶ月が過ぎ去った
あの夏のような空模様
あの霙交じりの空模様
刻一刻と変化を遂げながら
季節は春へと変わりゆく
この季節、彼らの活躍が
始まろうとしている
懸命に大空を舞いながら
風に助けられながら
この広い大地を旅する彼ら
命が躍動する
厳かな春の儀式
全てが懸命に
生きようとしている
文化的野獣と化した
文明社会の果て
行き場を失われた
彼らの逆襲が
今年もまた始まる
我ら人間もまた
新しいときを迎える
今年こそ自然との共生を
そして自然との対話を
人間賛歌が高らかに歌われる
新たな時代を
拓きゆくために
われ決意する
未来を担いゆく
一青年として
彼らの逆襲と日々
闘いながら…