詩人:黒兎
裏切りは不意にやって来た
いつまでも続くと思ってたものが
突然消えてしまった
その時から
私には何も無くなってしまった
今まで鮮やかに彩られてた世界が
灰色になる
なぜいまさら
なぜうんと言ってくれた
こんな仕打は酷すぎる
彼方は私の全てだったのに
彼方の瞳には私は映ってなかった
早すぎる サヨナラ
遅すぎた コトバ
もぅ、何もかもが信じられない
彼方にとって私はどうでも良かったの
はじめから好きじゃなかったの
灰色の世界にひとりきり
もぅ、サヨナラなんだね
2005/07/19 (Tue)