詩人:ケンケン
詩人の端くれである僕は詩集をたまに読む
読めない漢字や難しい言葉の羅列でその詩に隠された裏の意味を読みとれない
未熟な僕はそんなわけで劣等感を覚え、同時に敗北感や悔しさも覚える
僕の詩はストレートだ
変化球は使わない
いつも真っ正面から言葉と向き合ってるから
だから劣等感や敗北感を覚えてもいい
悔しさを糧にして僕はまっすぐな詩を書くよ
誰にも真似できない詩を書くよ
それを軽蔑の目で見る人もいるだろう
でも何人かの中で一人でも胸に突き刺さるものがあるなら
その人の胸に何かしら残るものがあるのなら
それは僕の宝物