詩人:やまびこ
海が しおけを ばしゃばしゃ はき散らす夜も 静かつきが まあるく 忍び寄り、そっと このマスクを はぎとった少し まだ寒いけどレモン色のひかりを浴びせかけられむきだしになる おなかの中歩きながら あつくなる 恥ずかしさパワフル 春の呼びかけ待ってられないよう自分を このまま 出して、照れる 地球のうえを 駆け巡る心が はやる