詩人:柚子
きっと誰もがみな孤独なんだよね
だから
だからね
タイヨウだって独りぼっちだからさ
たまに泣いたりするんだよね
学校に行けばトモダチはいるよ
気になる子もいるよ
でもさ
だけどさ
フと周りを見渡せば一人トリノコサレてるんだ
ミンナ大人になっていくんだよね
町ですれ違うと私の知らないみんながいてさ
やっぱり独りぼっちなんだ
ねぇ知ってる
月は寂しくないんだよ
夜は暗いよ
そして…なぜか怖い
でも月はタイヨウよりも暗くとてもとても幼いけど
いつも一緒にいてくれるトモダチがいて
独りぼっちのあたしをバカにしてるんだ
月の隣の星はいつでも月のいいなりなんだ
ズルイ月
真っ黒の中に浮かぶ
美しくもはかない月
でも
あたしは知ってるんだ
月だって一人泣く日があることを
月もあたしと同じかな
独りぼっちなのかな
誰かにムショウに愛して欲しいのかな
あたしとおんなじだ
今日も月はピカピカに輝いているよ
明日もそしてその明日もずっとずっと輝いて…