詩人:マチ
「オレ お前のココ好き…」鎖骨の少し下辺りに口付けながらアツシは言う。なんでと尋ねても何も言わなかった。「ほんと、お前が女だったらよかったのに…」「ああ、」かすれた声でオレは答えた。あの日、人生最大の恋に落ちた。何もかも捨てて、人混みでお前にキスしてやりたいよ。