詩人:多久
隠せない思い先走って君に伝えちゃったね。忘れてほしいとかって、言っちゃって、それで僕は満足?男なんて所詮。君は言った。どこかでタガが外れることを願って、溢れる気持ちを押しつけた。たった二日ばかり返ってこないメール。たかが3行くらいの堕落な文章さえ待てず、一人押さえきれない想いと戦う自分。滑稽だなぁ。叶わないことを知ってるのに。今は見てみぬフリさせてよ、僕に言葉を与えてよ。この世のだれもが振り向くような、そんな言葉を。