詩人:yuu@kyoto
駆け抜けた道をふと振り返った時。なくしたモノの多さに愕然とする。今ここにあるモノの虚しさを胸に。またこの道を歩き出すしかないのかな。なくしたモノを取り返せそうな時。それが昔と違うことに気付いてしまう。取り戻せない事をまた思い知って。涙を拭って歩いていくしかないのかな。その時、その時の哀しさを胸に。僕はまたこの道を歩き出す。いつかどこかでこの胸の隙間を。いっぱいに埋めてくれる何かを探して。