詩人:阿紀奈
小さい頃、長く感じた『一分一秒』あの頃長く感じたそれは、今は凄く短く感じられる。嬉しい時も…悲しい時も…何て事無い時も…永遠に続くんだと思うくらいに。本当にあの頃は長く感じた。早く大人に成りたいと願ったりもした。今では何とも小さな願いだった。嫌でも、年は取るのに、変に背伸びをした。それでも今を短く感じる分だけ、今のこの『一分一秒』の時間を大切にする事ができるのかもしれない。