詩人:ユズル
足元にちらばったパステルカラーのドロップ音は案外やわらかい乱されはしないよ甘い香りはおきざりにして振り返らずに歩こう真っ赤なチューリップを両手に抱えていつかはこれを渡して翼を広げたいゆっくりだけれど途切れないリズムに揺られながらつづいていく空大袈裟なことはないけれど終わることはない真っ赤なチューリップを両手に抱えていつまでも歌いながら