詩人:himari
君と付き合って
もう少しで三年になる
お互い
家族のようで
夫婦のようで
姉弟のようで
いつの間にか
彼氏彼女の感覚なんて
無くなってきたね
最後に手を繋いだのはいつだっけ
みんなから応援されて
親からも応援されて
もうすぐ私達は婚約者になる
でも私は
君の事を
愛してはいないんだ
一番大切な人なんだ
でもそこに愛は無いんだ
でも
この約三年間を
乗り越えてこれたのは
君の大きな優しさと
君からなまっすぐな愛情があったから
愛せなくてごめんね
でも私は
君と一生一緒にいるよ
そして君を沢山傷つけてきたから
私は君からは離れないよ
側にいるよ
それが私に出来る
償いだから
でも私達はまだこれからだ
時間は沢山ある
君を愛せるようになるといいな
学生の君が
春になったら社会人になる
君が社会にもまれて
どんな大人になっていくのか
どう成長していくのか
楽しみにしています
君の事を
愛せるようになったら
私は
やっと幸せになれるのかもね