詩人:猫耳の女
故郷の空が懐かしくて友人と共にあった頃を妙に思い出しては膝を抱えて 私は懐かしいあの空の下へと飛んでいきたい 美しい夕焼けは校舎を恋愛色のステージに染めて ふくらみ始めた胸を刺激するように いっぱいの秘密が待ち伏せてたよ カサのない私と フォークダンスの私と体育祭の文化祭のまるで日常のフリをした 実は特別だった私と 見せられない恥ずかしいプールの私と 駅までの道のりの私と無視してるようで そうじゃなかった私と卒業式のあなたと私