詩人:中村真生子
花弁を重ねるように苦労を重ね大輪の花となる。その傍らに佇めばやさしさだけが匂い立つ。花弁を開くように夢を開き大輪の花となる。その姿を眺めれば静けさだけが凛と漂う。美しき花は人にも咲き・・・。人の花は時を経るほどに味わい深く…。