詩人:亜子
みなさんこんにちはみなさんさようならわたしの思想はいつもこの間を旅をするときおり戻ったらこの腕に力いっぱい抱きしめて愛していると伝えてはこの愛が旅の先のあの人に触れたらいいのにとまたやんわり送り出す銀杏の木の下をなにげなく歩く間も再び持ち帰る枯れ葉の死臭に包まった無二の孤独と好奇心がわたしばかりを愛さぬようにこの腕はあたためて待っている