詩人:里雨夜
長いトンネルを抜けると3月の日本海が広がっていたパステルな水色の空がだんだん白を多く含んでいき白色の雲に変わる境目には消えそうに淡いオレンジ色が漂っている雲の白色はだんだん藍色を重ねていき紺色の海となる境界には白色の直線がすっと彼方に続いている春は空 冬は海私は白色の直線にいる