詩人:あとりえ
君に適切でない空模様眺めさせたり
冬の潮音
聴かせ
星から雨降って傘さして
君の顔色うかがう
うかがう僕はまだマシで
時折 どこか本当
遠くの空
買い物袋
下げ歩きながら立ち止まり眺めたり
僕は普通の娘とはやはり違うのだなと自覚したり
いつも
自身におきた機能不全について
アンニュイな僕を見かけても気にしないで下さい
闘う僕を見てがっかりしないで下さい
君に迷惑かけるなら消えます
僕は過去より
短くても未来を見ていた方が善いみたい
エキセントリックは君も僕も
似合わないし 熟せない
熟せる人が居たから
知らず真似したのでしょう
熟した人は才能を伸ばす方へ使い熟したの
エキセントリックを
僕の機能不全の一つに演技が出来る
まだ演技が出来るうちはいい
過去は僕を闇に潰しかねない
しかし逃れること無き過去もあり
この姿見て育ったのだろう
治癒する詩を見つけること
出来る世界なの
今やっと、
自分に気づいたよ
君に伝える僕の態度
その機能不全から