詩人:遥 カズナ
皿にこびりついた食べ残しはなかなか落ちない深呼吸あなたが家族の為に食事を用意して私が食器を洗い片付ける太陽と月が代わる代わる互いの意味を探し合い空を拭いかえすように朝、5時半に私と子供達の弁当を作る為に枕元の目覚まし時計が鳴る共働き夜、8時半頃私は子供達と自分の弁当箱を洗い始めるよそゆきの言葉はいらない繰り返す健やかな今日一日さえあればおはよういただきますごちそうさまおやすみなさい