詩人:どるとる
自分の幸せを 人の幸せと比べても 所詮人の幸せと自分の幸せは違うから比べることなど馬鹿らしいことさ
人は人
自分は自分
人が笑うようなことでも僕には幸せなのさ
誰かが 指を指して
笑う 小さな幸せに
これ以上無いほどの喜びを感じられたら
欲望に負けないで
何不自由なく生きている今を心から愛せるはずだ
あなたが生きる世界は悲しい事もあるけど 嬉しい事もある世界
悲しいときは 我慢せずに泣きたいけど 泣けない時もあるから
そんなときは 悲しむ自分にそっと心の中で言うのさ
今は我慢してあとで目一杯泣けばいい
素直な気持ちだけでは生きられない世界だけど 全てを嘘で偽ってしまえばただのうそつきになってしまうから せめて自分の生きてる意味だけは偽らないでいたい
僕は誰のためにも生きてない 僕は僕のために生きてるんだ
悲しみはいつまでも僕につきまとうけど
見上げればほら いつだって空が見える
特別なことなど何もなくてもそれで構わない
ここで普通に毎日生きれるのならば
時々泣いて時々笑って
間違いを犯して
転んだり後悔したりもする それが人生というものだと思うから
うまくなんて生きれなくてもいい
僕の人生にとっていちばん大事なのは
生きていることを
心の底から幸せに思える 瞬間に出会えること それが生きていることの最大の喜び
僕は誰のためにも生きてない いつでも
夜も朝でも
僕は僕のためだけに生きてるんだ
そして
僕は僕のためだけに生きていくんだ
これからも
時には誰かに救われることもある
時には誰かの優しさに助けられる
だけれど僕はやっぱり
僕のために生きたい
時には誰かのために
何かをするのもいいけど 僕の人生は僕のために用意された時間なんだと思うから
人に何かをする中で
自分にも何かをしたい
そう思う毎日だ
さあ夜明けとともに新しい朝を抱きしめよう。