詩人:どるとる
愛する人がいる
救いたい人がいる
助けたい人がいる
大好きな人がいる
24時間でも見つめていたい人がいる
その人の全てを知りたい僕がここにいる
とても普通だけど
ちょっと特別な
そんな毎日がある
そんな生活がある
ちょっと安価な
ちょっと狭い
そんな部屋にいる
そんな僕らだ
今日も何かが嬉しくて
今日も何かが悲しくて
僕はそれに笑ったり
泣いたりしていたよ
明日も何かが嬉しくて
明日も何かが悲しけりゃ
僕も君もそれに笑ったり泣いたりするだろう
そんな風にいつまでも繰り返すだけの日々だけど ただそれだけなのに あなたといると楽しくて幸せになれるんだ
優しさという種をお互いの心に蒔いて
お互いがお互いに水をやりお互いがお互いに育てるんだ
そしてやがて咲いた幸せという花が揺れると なんてことのない出来事も特別になるから 不思議なくらい 僕らは幸せになれるんだな
今日もあなたの心に
今日も僕の心に
種は蒔かれ
種を蒔いて
僕が笑えば
君も笑い
悲しみも
それと同じように
君が泣きゃ
僕も泣き
そんな風にいつまでも続いてゆく物語
身も心も枯れるまで
僕らは 咲き続ける
それまでは永遠なんて夢みたいなことも信じさせておくれ
優しさの種を蒔けば
幸せという花が咲く
今日も誰もが誰かに
僕はあなたに優しさの種を蒔く
そしてあなたが笑っただけで僕は幸せになれる
愛する人が傍にいるならばきっと同じ気持ちになる
時には悲しみに濡れる日もあるけど あなたが傍にいるだけで
僕は何度でも立ち上がれるんだ
今日も何かが嬉しくて
今日も何かが悲しくて
そしてたまに喧嘩して
でもまたすぐに仲直りして
そんな風にいつまでも
世界で誰より
愛する人の傍で
世界で誰より
愛されて
世界で誰より
見つめられて
言葉にならない
気持ちだけれど
これだけは言えるよ
愛してる。