詩人:どるとる
人生をひも解けば
生きたいように生きる
それがその人の人生だろう
生き方なんて全てその人が決めるんだから
誰かの言葉や指図に従うのは嫌だ
たとえお払い箱にされても
世の中に必要のない人間になっても
俺は強く生きてく
冷たい雨に濡れて
僕は思う
若さなど自由に生きるためにはなんの役にも立たない
自由とは本来
何物にも縛られないことをいうはずだ
だから僕は風に吹かれて宛のない明日を目指そう
今気づいたんだ
二十歳の僕は
気づいたんだ
馬鹿にされたっていい
笑われたっていい
世間体や 常識やルールよりも大切なものがある
それは生きるということの本当の答え
それは生きるということが楽になる魔法
苦しいけれど
つらいけれど
誰かには認められなくても 僕が僕自身を生きさせる ただひとつの残された方法
僕の中に生きる
たくさんの僕を
殺さずにすむ
最後の光。