詩人:甘味亭 真朱麻呂
ボクはあなたの心の中に咲く花になりたい
もし誰かの心にだけつぼみをつける花になれるのなら
ボクはこの身をささげてもあなたの心に幸せの種をたくさん蒔きたい
ただ一心にひとりの人のために尽くしたい
自分のことを蹴ってでもまもりたい大切な人は誰にもいるように
ボクにもいるよ ボクにはあなたがいるよ
大切な人がたくさんいる中でひときわ輝く存在はあなただけです
親を亡くしたさびしい心にあいた穴をうめてくれる
アップリケみたいな人さ 気づけばいつもそばに寄り添い何もいわず冷たい手をあたためてくれた
ただ単純に ただ大好きだという気持ちを伝えたいだけでなぜこんなにも胸が苦しくなるのかな
見えない明日 言葉にすればこんなに簡単なはずなのにキミをまえにするとなぜだかすべてが思うほうとは逆にかたむく
悲しい記憶にノイズがかかったように消えてやがて心の中に映る景色があなた一色に染まる
もうあなた以外見えません
だからあなたなのさ
だからあなたじゃないとだめなんだ
キミがボクの心に咲く花で
そして
ボクがキミの心に咲く花だ
そんなふうにいつもふたりは離れ離れで遠くにいても心と心のつながりを感じてる
だからそのぬくもりだけで真冬の夜でもキミの「ただいま」っていう声と笑顔に会うためにまっすぐ帰るんだ
キミをおもえばなにもつらいことなどない
心にいつでもあなたがいるから
そんな未来をボクは思い描いて待ってるから
あとはただあなたがうなずいてくれるのを待つばかりだ
真実の愛をどこまでもつらぬいて幸せに沿ってふたりして歩くのが夢 毎日毎日夢をみているような気持ちでぷかぷか空を飛んでいる
そんな思い抱いていられるのが花といってられなくなる日がくるまでにはあなたと愛を実らす 心を結ぶ
いつでも花はボクらの進む先に咲いてるから色とりどりの花が。