詩人:鰐句 蘭丸
帰宅の家路 軽トラの窓を開けてバックミラーに映る夕焼け フロントガラスのトワイライトカラー 窓から外に腕をだして肌に感じる ひんやりとした秋風 なんだか ふっと 思い出さなきゃいけなかったことがあったはずなのに 変なせつなさかきたてて 今は無い心の置き場所 記憶にたどる