詩人:夕空
握った掌には何も残ってなかったその目はなにも写っていなかっただから持ち歩いた便利だったからたまに影に写すと笑う苦笑それだけでも美しかった完璧だった空っぽ中は空っぽ虚空だけがあった全てを…何者にもしない空白…