詩人:どるとる
この先通行止めの看板を無視して 先を行く覚悟があるかい?
様々な情報に惑わされ
蟻のように蠢くような街の流れ
とどまることのない
絶え間ない 流行り廃り
僕らの真実はいつもただひとつだけ
ここにいても
そこにいても
世界でただ
ひとりの自分がいて
それは誰にでもいえることで確かなことだ
回り続ける 惑星の片隅で 僕は深く頷いた
黙認されてる理不尽や矛盾だらけの格差社会 地位や名誉だけで定められた僕らの日々
大切なのは そんなんじゃなく 偉いとかそんなの関係なく 人として立派ならそれでいい
明日世界は変わる
明日僕は変わる
誰の予言も当たらない
誰の予測もつかない
明日が僕を生かすのか殺すのか 不安と期待を抱え待ちわびる夜明け
今日も僕はここにいる
ここにいて『その時』を待つ。