詩人:雪 刀寿
つらくない といえば うそに なる
その ひとみの ひかりに いやされる まぼろし・・・
夢に泳ぐ 時間が、いつも、
ただ 楽しみで、生きてる
二人で激しく愛をむさぼり合った
涙の駐車場
あついコーヒーをこぼして、その手を だいた
冷たいハンドルを崩し、
胸で泣き
ぁあぁ・・
星を眺めて 思う
未来は あなたに 近い
今でも、この首すじに、吐息が 甘く かかり、
目をとじたら、にじいろの、まばゆい、オレンジ模様のキス
くすぐる
心を吐露し、雰囲気で眠り、からだを いやし、トリートメント・ケアを くれる
こうした一連の動作が いとおしく
自然界を渡る 風に乗って、秋から冬へと急ぐ
もの思いを、ひきとめないで、・・・
でも、
それならば、そうしてよ・・・・・・ねぇ
詩でしか、ものを言えない、音楽世界の牢獄から、より
・・・