詩人:甘味亭 真朱麻呂
在りし日の自分を想像しよう 想像の背中に翼生やして在りし日へ飛んでいこう 今 帰ろう 思い出に帰ろう 空はもうたそがれ色 子供は皆帰る時間 だから 帰ろう 思い出に帰ろう あなたと二人手でもつないで帰りたい そんな願いを末筆にて記します 永久に消えない油性の祈りで記憶に記します一回は消えた恋だからもう二度と消えないように濃く深く記します この油性ぐらいじゃ心配なくらいの消えてしまうような危うい愛をつないでおくために。