詩人:甘味亭 真朱麻呂
色だって鮮やかな色だけじゃ物足りないしさびしいだろ
だから淡い青や薄いオレンジを足したくなる
だから悲しみも喜びがあってこそその日にたどり着くまでの時間が喜びを待つドキドキを何倍何十倍にもふくらましてくれる
だから悲しみは喜びがなくちゃ意味ないね
だから悲しみあっての喜びだとボクは思う
でも悲しいね でもそれがたぶん本とのところ 正しいかたち 一番いいかたち
その結果がこの世界
悪いやつも居るけれど確かにその闇の中に輝く光があり
あるだけの光で正しさつらぬくやつもいる
ボクはそんなやつになりたい
闇になんか染まってたまるか
周りの闇にわずかな光がのまれてる
そんな大差が悲しく映る世界でも頑張る限り希望が薄れてゆくことはない
だからボクがそのわずかな足がかりになる
命をふるわせて
迷い振り払って
いつかいつかあの理想のもとのかたちに戻すんだ
いつの間にか闇に喰われたこの世界をもとに戻すんだ
悲しみと喜びが半分ずつで存在していた世界に戻すんだ
悲しみが多くても喜びが多くても悲惨な世界を変えるんだ
そうやって世界は少しずつ今も成長中
悲しみ喜び 育成中
まだ完全じゃない
だからこそ涙をみる人が消えないで笑顔落とす人がいる
笑うべき人が笑わずに
裁かれるべきやつが裁かれず許される
世界がありありと存在する
それじゃだめなんだ
だから変えるなら今
だから変えるのは今
言い訳しまって世界を変えるんだ
それにはひとりひとりの自覚だとかが必要らしいけど
いまだにわからないやつが存在する事
たぶん絶対それが一番今 悲しいこと
この世界の汚点
まだ黒い影を残してること
それが未解決のまま引きずられて今に至る
だから喜びは半減しすぐに悲しみがめぐるよ
誰のせいで誰が悪くて誰が原因なんだろうね…?