詩人:JAM
昨日学校の前の道を
リスカしながら歩いていた男の人がいたみたいで
それを見た生徒から学校に連絡があり警察に通報し
男の人は"無事"保護され病院に送られたそうです
それを聞いたクラスは
口々に「こわ―い」等々言ってたけど
その怖いにどの意味が含まれてたのかはかりかねるし
血が苦手な子は「気持ち悪い」って顔青くなってた
まぁそんな感じだよね
私はと言えば,彼が外でリスカすることでSOSを発しててそれで今病院にいることが彼の望んだことなら"良かったね"の一言につきるだけだな
ただリスカに対する世間一般の目は同情的というより軽蔑的少なくともあまりよろしくないだろうね
リスカはSOSを発してるって知ってはいるだろうけど
彼の名前とか誰とか近所とかにバレたら,バレるだろうけど,彼は大丈夫なのか心配ではあるね
とりあえず
リスカにはいろいろなリスクが伴う
自分自身にも両親にも友達にも,顔も名前も知らない誰かにも
リスカが良い悪いの話ではなくて
やめるやめないの話ではなくて
リスカにはたくさんの重みが含まれてるってことだろうな
腕に何本も赤い線つけてたあの頃の私は軽々しくしてたって意味じゃなくただこの重みなんて知らなかったんだろうなって