詩人:甘味亭 真朱麻呂
キミと出逢えて
よかった
ただ、それだけ
ボクをあの日ヤミから救い出した光
それがキミだって事
生涯ボケたって忘れないよ
それだけは
ボクのこと一番愛してる人がキミだとすればうれしいな
返事の善し悪しかんけいなくボクはキミのこと一番愛すけど
ここで過ごした日々 刻んだ時間は今でも宝物
今流れてる時間を 一度だけ止めたい
キミにキスするから
お願い 世界を止めて
二人のために
二人のために
不思議なストップウォッチで
一分でも五分でもいい
その短い時間の中で深い愛に沈むから
ボクらは気持ちだけ永久の時間感じるから
さあ
時間よ、
とまれ
未来に、
すすめ
過去へ、
もどるな!
明日を
めざせ!
今 その足を踏み出せ
その一歩ですべてが変わるさ
その一歩で人生変わるさ
ばら色に染まるさ…
きっと きっと …
悲しくつめたいにわか雨が窓をぬらす悪天候の日もキミを泣かす日も
お日さまは曇天のむこうで今か今かと出番を待ってる
ボクらをその絶え間ない光で照らす瞬間を待ってる
この長い道のむこうで
この長い日々のむこうで
かならず待ってる
キミが僕を待つように
ボクが明日を待つように
誰かが夢を待つように
ただひたすら待つように
時間よ、とまれと祈るだけで世界は別の顔をのぞかせる
そんなキセキ
信じたい 愛したい
いついつまでも
ただキミだけを一直線に射抜くくらいにみつめて
ばかみたいにおなじセリフを解き放つ
夕陽が沈むあの懐かしい場所で
今もさがしてる 永遠にみつかりそうもない探し物
カタチをもたないタイムカプセル・ココロカプセル
ボクがいつかキミと地中深く埋めた思い出の隠し場所
長いときのあいだに忘れられたその在処と記憶の行方
未だ遭難中…