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詩人:旅人モドキ(左利き)
どうやら始まりそうな猛暑の気配に浮かれ
きみに招待されたキャラヴァンに加わったら 想定を超える光景と対面しちゃったから
おれは息をのんで地上で繰り広げられる世界に見とれまくる
とはいえ楽観ばかりする人じゃなかったり 今のポジションを考えると傷心ぎみだったり
あとの祭りだとか飛んで火にいる夏の虫って言葉が駆け回るところ
きみも感情をノックされたはずの相手から 空前絶後の思わせぶりなど食らったのなら
やっぱり活劇による最大の立役者はきみだって認める
ところで青か水色の浴衣ってある 花や金魚の柄なんてリクエストしてみる