詩人:甘味亭 真朱麻呂
なぜ僕はここにいて生きてるんだろうな
なぜ僕は毎日同じことを繰り返してよくもまあ飽きないんだろう
なぜこんなに上からは圧縮されるほど圧迫され下からは突き上げられるようになめられるのか
たくさんのいろんな不思議が僕をいつもいつも悩ます その数だけ見えない答があり人は皆その見えない答を自らで決める
なぜ僕はこんなにイヤなことだらけの世界でため息ついても生きてるのか
なぜいつか死のうと思ったのをためらったんだっけ
迷わずためらわず死んどけばよかったと思わないのはなぜかな
まさか今を楽しんでるとでもいうのか
それが僕の求める答
まだ自分で決める答さえ出せてない
なぜなぜなぜなぜなぜなんだろう
問いかけるばかり
不思議は増えるばかりでなにもわからない
今も昔もたぶん誰の瞳にもこの世界のすべては不思議に映る
なにを問われても人はなにも答えられない
だからワンダーランド
つまりワンダーランド
そう言うしかないのさ
そう言うことですますしかないのさ
だからワンダーランド
つまりワンダーランド
なんです。