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[134366] 僕の咲くべき場所

詩人:甘味亭 真朱麻呂

人は誰も皆 自分の咲くべき場所をさがしてる いつもいつも
人は居場所を一秒でも見失っただけで落ち着きをなくすよ
でも人には運よく今日という絶好の居場所がある ただ眠りから覚めればそこには居場所が自動的に広がる

汚れた心をもつ人には汚れた花が咲く
その人にふさわしい花が咲く
きれいな心をもつ人にはきれいな花が咲くように

だけれど人生死ぬまで汚れずに心をきれいなまんまたもつのは難しい
だってこの世にはたくさんの欲望かきたてる金や宝石がわんさかあふれてる
欲望に操られない人はいない
だから誰もきれいごといったってどんなにやさしい人だって何かがほしい
でも大切なのはその欲望をどこまで自分で飼い慣らして制御できるかだ
制御できれば何のことはない

みんなに与えられた人生という生まれてから死ぬまでずっと居続ける
この居場所を死ぬまでいやがるか好きになっていくかはその人しだい
だから死ぬも生きるもその人しだい
口出しはできません
だから散るも咲きつづけるもその花の自由
その命はその人だけのもの
どんなに親や恋人をあげつらったって結局はその人の問題
だから誰かに問いかけても返ってきた答は君の答じゃない
他人の答だ
ただのアドバイスにすぎないんだ

だからもうそろそろ自分で明日へ進むか進まないかくらいは自分で決めろ
誰かを悲しませたってそれでいいなら自由にすれば
いえばいうほど非難されるけどそれもまた事実だよ
掴んだはずの光を失う悲しみは皆一緒だって誰かの言葉が耳にさわる

だまれ! だまれ!
だまってくれ!
ますます頭が混乱する
だまれ! だまれ!
だまってくれ!
今 結論を決めるから

僕の咲くべき場所を選ぶから
つまり、それはあの世か今いる現世か
白か黒かってことだ
だから僕に決めさせてくれ たまたまであった両親よ!

2008/11/10 (Mon)
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