詩人:どるとる
悲しい出来事に
降られて
心までずぶ濡れの
デイバイデイ
閉じた瞳の中
暗闇に見えたのは
どこまでも冷たい
摩天楼の街
そして君という光
君の優しさに雨宿りさせてくれないか?
君のぬくもりに寄り添わさせてくれないか?
僕はもう独りじゃ笑うことさえ難しい
君の優しさでこの涙乾かさせてよ
君のぬくもりで悲しみなんて忘れさせてよ
雨宿りするように
僕の屋根になってよ傘を忘れた人にそっと差し出す傘のように自然なままの微笑みたたえて
僕だけにその愛をください
降り続いて 降り止むこともない悲しみは
二人ならば 濡れても 愛があたためてくれるから
君の優しさに雨宿りさせてくれないか?
降り続く雨に問いかけてもいつやむかなんてわからない
だから降り止むまででも雨宿りさせてくれないか?
君という屋根の下
涙乾くまで
泣かさせてください。