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詩人:阿紀奈
胸が苦しい。
最初は一滴だった不安が、いつの間にか心のコップから溢れてしまった。
叫びたい!!
でも、それを私のプライドが邪魔をする。
言葉に出来ない叫び。
出せたらちょっとはラクになれるのに…それさえも…できない私。
そして私は不安に押し潰される。
でもそれは、現実から目を反らすから…
反らした不安に押し潰される。
大丈夫。
私は
一人じゃない。
前を向いて足を一歩踏み出せ!
この先に起きる事はその時に考えれば良い。
何とか成るさ!
押し潰されない様に、そうやって私は私に言い聞かせる。
大丈夫。大丈夫。大丈夫。