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詩人:evans
梅雨の晴れ間の夕刻
地下鉄から私鉄に乗り入れる
帰路の電車内
地上にでると
車窓からの夕日に照らされた
茜色に染まる下町が
左から右へと流れてゆく
キラキラと茜色に輝く
荒川の流れと鉄橋
2004.3.16
みつきまえの
あの春の日
朝日に照らされた
荒川と遠くに望む鉄橋は
時代の変革 社会の変革に
勇みゆくための象徴として
僕らに善の連帯を決意させた
日は東より出でて西に沈む
決意という朝日は
僕らとともに輝き続け
やがて勝利という夕日となって
栄光の輝きとなって
静かに沈みゆく
師匠の何十年にもわたる
誓願達成まであと19日
名もなき民衆ひとり一人が
輝きゆく新たな時代に向けて
悪しき権力と差別の横行した
現実社会を断ち切るために
いま 鉄橋という鋸は
静かに鼓動を始める
旭日に輝く新たなる
善という川の流れを
望まんがために・・・