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詩人:浜崎 智幸
・
土砂降りのなかへ
吸い込まれていくことで
すべての悲しみ
捨て去る人だった
幸せなど見せかけだと
私の肌触れもしなかった
Passanger in the midnight
卑怯な微笑みも
Passanger in the midnight
優しい裏切りも
すべて抱きとめるから
Passanger
・
・
やりたいことだけ
できるならばいいのにねと
私の言葉に
くもった瞳伏せた
幸せなら君がそうだと
舌足らずに言葉濁してた
Passanger in the midnight
未熟な欲望も
Passanger in the midnight
不当な抑圧も
すべて許せるならば
Passanger
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