詩人:メイ
今僕がここにいること
今君がここにいること
奇跡と言えるような確率の偶然に見えて
案外目に見えた
必然だったんだよ
それは僕が以前にも
どこかで会ったことが
あるような気がするから
君ではない君にね
こんなことを言えば
バカにされるだけ
だろうけど
どこかできっと
出会ってるんだよ
僕ではない僕がね
もしもいつか
ふたりが冷めてしまって
離ればなれになっても
その先のいつかまた
どこかでふたりは出会い
恋に落ちるんだ
君ではない君と
僕ではない僕が
そんな風に時代は廻り
そんな風に僕らは廻る
繰り返し繰り返す
君は僕の運命の人で
僕は君の運命の人
君がいるから僕がいて
僕がいるから君がいる
『運ぶ命の人』だから
僕の肩に頭をもたれて
寝息をたててる君
そんなある日の昼下がり
そんなことを考えながら
思うんだ
今の僕は幸せだってね
これからもよろしく
この先もいつまでも
よろしくね
大好きな君たちへ