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詩人:高級スプーン
風を切って歩いたら
すれ違った人を傷付けた
皆に問い詰められて
居るに居られなくなって
その場から立ち去った
悪いことなんて
何もしてないのに
僕の話を聞いて
笑った人とだけ話をしよう
それなら何も壊れないよね
旅先で多くの人と
話をして仲良くなったよ
ケンカもしたけど
それで分かったのは
どこに行ったって
僕の話を聞いて
嫌な気分になる人が
居るってこと
僕は人を傷付けた
なのに悪くなかったって
そんな訳ないのに
反省を忘れていたら
それは後悔となって
もう戻れない場所から
押し寄せてくるよ