詩人:あとりえ
冬の修羅枝の雪とかして滴溶けた雪の跡傷み激しく鎮痛剤の白さ現実識らせながら立春のまどろむ夢たち未来だと黒いドレスの花嫁幸福そうに福笑い記憶を破壊してしまえ砂だらけの修羅砂塵煙る先の夢は修羅に疲れた幻たち雪溶けた跡の春のよう