詩人:ユズル
現状がなんにも変わっていなくたって
世界を 自分を 見る角度が違えば
もう枯れ果てたと思った視界に
カラフルであたたかな色があふれる
言葉ではわかっていたって
偶然の偶然で やっとそれに気付いた
とらわれていたわけでも
下ばかり向いていたわけでもなくて
ただ少しだけ そういう時期だっただけ
想われなかった 自分に ものに
価値を見失う理由なんてなにもない
この胸はこんなに暖かかったのに
報われない なんて ただの結果
この想いは こんなに素敵なものだった
明日からは 少しだけ 胸を張ろう
いつものように 迷い 楽しみを見つけて