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詩人:甘味亭 真朱麻呂
世界でいちばん君が好き
世界でいちばん君が好き
ああ 何度言っても言い切れない
ああ 何度言っても満ち足りない
なぜか
世界でいちばん輝いてる
世界でいちばん輝いてる
ああ 君が 君だけが僕の光だ
ああ 君が 君だけに照らされたい
いつまでも いつまでも
世界でいちばん君が好きでいれるように
世界でいちばん僕を好きでいてもらえるように
世界でいちばん君と似合う筈の僕として
世界でいちばん好きな者同士でいられるように
どうかこのまま
この思いよ 消えないでおくれ Baby
どうかこのまま
この気持ち 抱きしめていてよ Baby
明日も僕よ
降り注がれる君の光をあびつづけて
未来の僕よ
君の光を避けたいだなんて思わないで
今 その思いを迎えにゆこう
君がいる場所へ
今 この思いを届けにゆこう
君がいる部屋へ
あたたかな灯りがともる君とふたりで笑える世界へ
迷わず駆け出せ
大切な約束の言葉
クリスマスの夜に
サンタの袋につめて
悩まず走り出せ
大事な愛の言葉
イブの朝からずっと
この時を待っていた
右に左に繰り返し揺れる思い
今 僕は自ら この手で止めて
止めたら言いにゆくのさ
君が好きだと…
これを逃したらもう永遠にチャンスはめぐってこない
だから
手のひらでぱっとつかんでもすぐに消えちゃうはかない雪の舞う白い世界の中を走り抜けて
白い息をきって七色の光をまとっていくつもの見慣れた街の景色を通り過ぎたら
あなたの住む家が見える
坂の上のかわいらしい小さなあの家に今すぐ行くから
サンタは煙突からじゃなくて玄関から礼儀正しくおじゃまするよ
暖炉の横のソファで眠る君のまぶたをあけに
目覚めた君にこのおかしなサンタのかっこう見せるために
見えないソリに乗ってゆく…