詩人:甘味亭 真朱麻呂
さあ なにが飛び出すのか この夢を叶えとしたら
ねえ どんな不思議がその中に隠れているの? それはその頑張りにかならず見合った未来につれていくの?今にもびっくり箱みたいに心臓が飛び出しそうにはらはらしながら待ってたよ
夢のびっくり箱
どれでも好きなの1つもしもあけられたならいいのに…
ロマンも不思議もないこんな繰り返しに夢の1つもくれないか?
ああ 神様! 仏様!
南無阿弥陀仏!!!
思わず唱えてしまうよ
あまりに世の中がふつうすぎて退屈もするさ
もうすべてがびっくり箱のようにドキドキできたり楽しけりゃ少しはこの限りある人生ももうちょっと意味がでて好きになれるのに…
悲しみだけを責めるわけじゃないけれど
ただもうちょっとだけ不思議いっぱいのスリル感じたいよ
と、想うだけ
あきれかえった夢をみるように
なんとなく
なにげなく
僕は、妄想するだけ
それだけが今のところ自分ができる限界です
と、想うだけで
枕をぬらし
眠れもしない
最悪な夜が出来上がる
ただ夢1つくらい足りないだけで
こんなにも人は絶望するんだぜ
夢のびっくり箱よ
箱の影さえないこの世界ではそれをほしがる感情すらじゃまだしある意味さえない
なのにどうしてこんな薄っぺらい感情はあるんだろう
だれか つきっきりでのこりの人生すべてかけて僕にマンツーマンで教えて
そんな人、大募集
宛先はいかにもタコにも夢がなさそうな僕のボロい一軒家まで。