詩人:どるとる
それも時代と割りきって 僕らは生きるのさ!だけど文句のひとつも言いたくなるような大惨事!大惨事!
常識を 知らない 非常識な人ばかり
行き交う街の中で
ポイ捨てならまだ軽い罪だから裁かれない
電車の中 優先席で平気で携帯でおしゃべりできるその度胸は見上げたもんだ
だけど非常識以外のなにものでもないね
知ったかぶりもここまでくると 立ち入り禁止の看板を無視して無理やり通ろうとする人や スピード違反をしても 笑ってすまそうとする人と何も変わらないね
無関心が服を着て歩く時代 平成生まれのやんちゃボーイミーツガール
あれもできねえ
これもできねえ
だったら何ができるの? かったりーな
そりゃかったりーな
生きてりゃいろいろ面倒くさいことはある でもそれをやらなきゃ生きられないときもある
だから最低限マナーを 守って良識ある人になれ
時代がいくら進んだって常識はいつまでも変わらないよ
面倒くさいかもしれない 君らにも言い分があるかもしれない
だけど だけど そこにある 見えてるはずの常識を守れたら
その人は素晴らしい
時代がいくら進んでも変わったらいけないものがある
時代がいくら進んだって 退化しちゃいけない 常識や守らねばならないものがある
お年寄りがそこで困っていたら 席を譲れるだけで それだけできっとその人の人間の位は上がるよ
それも時代で割りきって しまうのは簡単だけど きっと人間の中にある 常識ってもんは変わらない
だから僕らはそこにある 片付かない何かを見つけたら
身を削ってでも
片づけたくなる
ああ この街にある景色を見てごらん
欲望に溺れた
人ばかりじゃないのさ
まだ死んじゃいない
僕らの心
心と心でお話しよう
それは簡単なことじゃないけど 目と目で見つめ合って
時代などはさておいて
流れに逆らう船のように目指そう然るべき世界。