詩人:安曇
甘美な泡に飛び込んだ 私の恋は甘く、淡くその下にある苦さに気付かず、溶けていく 愛しさは甘く、 愛しさは苦い。甘い泡は私の温度に溶けていき 苦い海へ近付ける苦く、茶色い海は甘いだけじゃない、と私に告げて涙が混ざり、不安が溶けて 茶色い海はここにいる白い泡と茶色い海が混ざって甘美な泡と、苦い海が混ざって ほろ苦い、 私の恋を知らせる 甘美な泡に飛び込んだ 私の恋は甘く、淡く ほろ苦い