|
詩人:甘味亭 真朱麻呂
君が生まれたこのよき日には
いったいどんなことが待っているのかな
君が生まれた日にやっと待ちに待っていた花が咲いた
僕らの記憶はそんな他愛もないことも残していく
僕らはひとりひとりが孤独な翼を生やした天使だから
たぶん孤独からは逃れられないけれど
それでも堕天使以上にはならないから
天使の羽をもがれて天上界をおわれても僕は一生堕天使のままでいるよ
やさしい悪魔もいるから天使には戻れなくても僕は君だけのダークヒーローになるさ
君が生まれたこのなんでもない1日に
僕は一つの誓いをたてたんだ
それはとても他愛なくてそれ以上に大切な約束
こんな醜い僕を愛してくれたあなたへの感謝の気持ち
心がきれいなら見た目など気にしないわ
とてもストレートな言葉だけれど
今までのだれがくれた言葉より一番ステキにやさしく響いたんだ
哀れむでもなく
ふつうの人として見てくれた今日は僕のよき日だよ
君にはどうかなあ…
君にもよき日だといいなあ…
なんて一人笑うよ
きれいな気持ちが
はじめての気持ちが生まれたこのよき日に
君という一人の存在が確かに生まれた日にそれは起こった
君という一人の人が生まれた日だからステキなはずだ
いくつもの光が生まれるように
僕はとても心地よい気持ちになれた
だから君が好き
うまくいえないけど
とどのつまりは
君が 君が大好きさ
永遠に……