詩人:さみだれ
泣かない夜はない彼女は震えた声で駄々でも悪口でもない悲しみを呟いた悪戯な人は何でも言うけど彼女が変わるわけじゃないなぜ泣いてるの聞けない臆病どこか遠くへ行ってしまえよ泣かないでくれよ困らないために僕のエゴだけじゃ彼女は笑わないいっそ夜なんてなかったらいいのに彼女がそれを望んでいるなら何もしない何もできない何も聞こえない彼女は泣いている