詩人:遥 カズナ
書き手の取り扱い説明書みたいな文字がいやで机をひっくり返し椅子も蹴り倒すとテレビまですっ転がって消えてしまいそのまんま縮こまった雑魚寝みたい上っ面を引っ剥がし恥知らずな寡黙ぶりとよくよく比較して二枚舌が三枚、四枚にベロベロ増えないようにどこらの雲のかたちにチョキチョキ鋏で刻んでばら撒いてやる外反母趾広大無辺焼肉定食何でも構いわしないさ痛みで飛び散って分からなくなれ何にもなれないまま