詩人:山崎 登重雄
既存の闇を埋めるまで新たな闇を隠しながら言葉を知るがために泣き誰よりも言葉を尽くし餓え舌が裂けるまで言葉を吐き腹が裂けるまで言葉を飲み頭割れ散るまで言葉を産み地割れ堕ちるまで言葉に逆らい続ける言葉を!もっと言葉を!詩人は何故詩人なのか素直に人を生きなければ愛し愛されるべきなのに迷いの淵さまよう不治たった一人を振り向かせることすらできない脆弱な文盲を生きなければならない今をありのままに詩え