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詩人:さらら
私は津波の現場にいたような生い立ち
私は被爆地の人たちと関わった
遠い昔となるばかりの被爆地
遺伝子は修復しなかった人たちも居たのかもしれない
その体験から
失われた成長後の人格が存在している
突発的な無表情
そして自身を君のよに
省みる内省はきちんとやっていない
よく知っているのは
悲しみを怒りと変えている自身
時折 無意識 疲れた私は
永遠の野原のような草原を
想い浮かべ詩う
水平線のよな野原 丘
最近 季節の花を
詩に載せたくなった
十年前辺りから
花は花粉があり花粉が肺に入ってはならないと禁止されている
だから花を間近で見たくても離れた位置で
見ている 季節の花たちも
気づかなかった
その頃から 季節の花を
詩にしようと
子供が画きたがるように
花を詩い出した
詩なら季節の花を間近 感じてもいいでしょう
五感 吸い込んだよに
そういう感覚も詩は満たしてくれる
私は 内省をそんな風に
絵画のよに詩に求めた
君のよな内省が出来ていない
もし本当に内省があれば
内省を通過して一部の人間を不幸に陥れた物への怒りが
爆発 巨大化してしまいそうで避けてきたのだ
時折
最近たまに
花嫁さんが素敵に見える
しかし親戚付き合いなど
健康ではない人間はなかなか大変な世界
親戚と結婚したよな人もいた
今度生まれ変わったら
お嫁さんとなり妻となり
お母さんになりたい
私が服用している薬は妊娠は禁じられた治療薬
この世界で
何を見つけ育てられる
季節の花が
美しかったけど用心深いので離れて眺めた
詩に乗せよ