詩人:雪那
貴方と私
繋がっているこの時間
誰も知らなくてもいい
誰にも言えない関係でもいい
そんな事
初めて逢ったあの日から
覚悟は出来ているから
貴方と私
部屋に二人きり
貴方の瞳には私だけが映っていて
貴方の時間は
私だけのモノ
明日になれば
また遠い人に戻ってしまうけれど…
それでも
時折、私を想う瞬間がある
そう言い聞かせて
遠くに映る貴方に
一人話しかけてみる
それが明日からの
私の日常
いつもは
貴方を遠くから見てる事しか出来ないけれど
今この時間だけは
貴方は私のモノ
普段は見せない
そんな顔も
仕草も
私だけが知っているの
秘密の時間
私のたからもの